2.1 Boot Mediaの構築
KakipのOSブートメディア作成手順
ユーザーが円滑に開発を始められるよう、Kakip向けに最適化されたLinuxベースのソフトウェアを提供しています。本項目ではKakipに付属する基本ソフトウェアパッケージ(OSおよびデバイスドライバ類)を取得し、ブートメディアを作成する手順を示します。
ご用意いただくもの
- OSイメージをダウンロード可能なパソコン(microSDカードへの書き込みが可能であれば、OSはWindows、MAC、Linux問いません)
Kakip OSイメージのダウンロード
kakipのOSイメージは以下のリンクより取得ください。(ファイルサイズ:約15GB)
kakip_os_image_v5 (2024.10.01)
microSDカードへの展開
imgファイルのメディアへの展開ツールは何種類かありますが、ここではbalenaの「Etcher」を使用する手順を示します。Etcherは以下ウェブサイトからダウンロードし、各環境にインストールしてください。
imgファイルの選択
ダウンロード、インストールしたEtcherを起動します。
「Flash From File」より、先ほどダウンロードしたimgファイルを選択します。
ターゲットメディアの選択
「Select Target」より、先ほどダウンロードしたimgファイルを選択します。
イメージの展開
「Flash」ボタンを押すと、イメージの展開が開始します。
展開後、チェックのためValidationのプロセスが入ります。
「Flash Completed!」のメッセージが出たら完了です。アンマウントしてメディアを取り出してください。
Kakipへのメディア装着
書き終えたSDカードをKakp裏面のmicroSDカードスロットにに挿入してください。